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昨年に国内で新たに判明したＨＩＶ（ヒト免疫不全ウイルス）感染者、エイズ患者が計１３５８人報告され、過去最多だったことが２２日、厚生労働省のエイズ動向委員会のまとめで分かった。合計が年間１０００人を超えたのは３年連続。４０代の感染者の増加が目立ち、同委員の岩本愛吉東京大医科学研究所教授は「高い年齢層にも感染が広がっている」と分析している。
新規ＨＩＶ感染者は４年連続増の９５２人。新規エイズ患者は平成１７年に減ったが、１８年は３９人増えて４０６人。感染者と患者の累計は１万２７０２人となった。 感染者の９０％以上が男性。年齢別では２０～３０代が全体の６８％を占めているが、４０代は１７年に比べて３５．５％増の１６４人と大幅に増加した。 感染経路別では同性間の性的接触が６３％、異性間の性的接触が２３％。男性は同性間の性的接触が約７０％を占めた。 感染はこれまで東京を中心とする関東地域に加え、近畿、東海地域の地方都市にも報告数の増加が見られた。[産経新聞] |
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