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18年計画で財政再建をスタートさせた北海道夕張市を応援しようと、女優の吉永小百合(62)が3日、同市を訪れ、自ら提唱した桜の植樹祭に参加した。05年公開の主演映画「北の零年」の撮影で世話になった当地への恩返し。地元の小学生とともにスコップを手にした小百合は「年に1度は必ず来たい」と話し、約500人の市民らを感激させた。
植樹イベントは、北海道開拓民の苦労を描いた「北の零年」のロケセットが保存されているミュージアム「希望の杜」で行われた。小百合にとってはオープン時の05年9月と、昨年5月に続く訪問だ。 絶好の晴天が迎えてくれたが、小百合の心には撮影終了後からずっと雲がかかっていた。夕張市が約350億円の赤字を抱えて破たん。「暗いニュースばかりが多くて心配」と昨年9月に高橋はるみ北海道知事(53)に手紙を送り、「希望の杜」の存続を要請するとともに支援を約束。今年3月に財政再建団体に移行するに及んで、夕張市の花である「桜の森づくり」の推進を加速させる試みを決意。過去2度の訪問の際にも自ら用意した桜木を1本ずつ植えていったが、今回は「命ある限り続けていきたい」という覚悟も口にした。 小百合は「医療問題など胸が痛くなることも多い。みんなでサポートしていかなければいけない。全国の皆さんに夕張の姿を見ていただきたい。市民の皆さんはめげないでほしい」とエール。映画で共演した石田ゆり子(37)も参加し「子供たちの未来のために、できることで手を差し伸べることが大切」と訴えた。 小百合の熱意は各方面に波及。夕張応援団(堀達也代表幹事=前道知事)が今年1月に結成され、また地元企業は今後5年間で桜とモミジ計2万本の植樹計画を発表。予想を超える展開に小百合は「うれしい半面、走りだしちゃった分、これからが大事。夕張の人が、長期的に住んでいける道が敷かれることが一番」としみじみ。まずは来年の開花時の夕張訪問を楽しみにしていた。[スポニチ] |
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